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写実絵画のミューズたち (別冊太陽 日本のこころ) 雑誌 – 2017/11/27
購入オプションとあわせ買い
写実というリアリズムの手法をもって、世界を切り取ろうとする画家たち。
その視線はごく自然に、身近な存在である女性たちにも向けられる。
目の前に現れる“人体"という驚異。
または、胸中に抱く女性たちへの内なる憧憬……。
それぞれの画家が描くミューズの姿は、私たちの心を静かに揺さぶっていく。
【内容】
前著『写実絵画の新世紀』に続く、写実尽くしの第2弾!
女性画にテーマを絞り、気鋭の若手から独自の世界を構築するベテランまで21作家を紹介。
巻頭では諏訪敦を特集。厳選された9作品を紹介し、代表作《Yorishiro》を 観音ページで掲載するなど、大きな判型で原画のリアリティにアプローチする。
すべての作品が必見・必読の待望の一冊!
◎巻頭特集 諏訪敦
《スペシャル対談》諏訪敦×宮下規久朗
「絵画というメディアの可能性をめぐって」
◎紹介作家
諏訪敦/生島 浩/島村信之/小尾 修/塩谷 亮/卯野和宏/小川泰弘/
大谷郁代/李 暁剛/高木公史/平澤 篤/山本雄三/冨所龍人/原 崇浩/
橋爪 彩/藤田貴也/渡抜 亮/山本大貴/中尾直貴/小林宏至/行 晃司
◎コラム
写実絵画を知る(1) 写実画・女性画の歴史──それぞれの実験と表現革命
写実絵画を知る(2) ワイエスとロペスが日本にもたらした眼と手のリアリズム
写実絵画を知る(3) 写実画の素材と技法
写実絵画を知る(4) タブーを超える裸体画
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2017/11/27
- 寸法22 x 1 x 29 cm
- ISBN-104582922562
- ISBN-13978-4582922561
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2017/11/27)
- 発売日 : 2017/11/27
- 言語 : 日本語
- 雑誌 : 160ページ
- ISBN-10 : 4582922562
- ISBN-13 : 978-4582922561
- 寸法 : 22 x 1 x 29 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87位アート・デザインの雑誌
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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写実のテクニックの凄さはもちろん、写真には出来ない無二の表現に魅入る
今までに無い作品の紹介方法だと思いました。
作品の一部分をページいっぱいに引き延ばされていたりして迫力もあります。
又、作品の解説も解りやすくて、参考になりました。
どのページも素晴らしいです。
その目標とするところや表現するものが少しばかり違うような気がして、
写実絵画とするならば、これは少し違うのでは、という作品もなきにしも
あらずで、一部のものは「新写実絵画」を目指しているのでは、と思えるような
作品も見られた。
結果として、上手下手の次元ではなく、目指すべき方向性の若干の
ズレによって、違和感を覚えたものと思います。
これまで「阪急うめだギャラリー」で開催された写実絵画の展覧会を2度訪れており、実際の作品と対峙した時の驚きは言葉にできないほどでした。絵画だというのが信じられないほどの高い写実性が伝わるわけですが、ここでの多くの掲載作品が醸し出す雰囲気が、写真の無機質性とは真逆の位置にあるのを感じました。比較的近年に制作された作品が多いのも本ムックの特徴だと思います。類書と掲載作品がほとんどかぶらないのが利点でした。
諏訪敦、島村信之、小尾 修、塩谷 亮など、写実絵画の第一人者たちの作品が収められていますので、その出来栄えと共に、その絵画世界の魅力のとりこになるムックだと言えるでしょう。写実絵画ですが、テーマの背景に深遠な思いがあるからこそ絵に引き付けられると思っています。
例えば、15ページ見開きで掲載の諏訪敦さん「口より獣肉を生じ」は、シュールレアリスムの手法を感じる作品です。その写実絵画とシュールレアリスムの親和性に絵画ジャンルのつながりを学んだ感じでした。
画家の諏訪敦さんと高名な美術史家宮下規久朗さんのスペシャル対談「絵画というメディアの可能性をめぐって(20p)」では、写実絵画という究極の具象の裏に潜む狙いを知りました。ムックでの解説で作品の奥深さを知るという醍醐味につながると思われます。
とにかく素敵なムックでした。美術愛好家にとって、掲載作品に出会い、それに関する文を読むだけで作品の本質に触れることができる書籍というのはそうあるものでありません。一つ一つの作品の出来栄えの素晴らしさもさることながら、それぞれの作品の制作意図や裏に潜む狙いなどを知ることができるわけで、幾重にも楽しみが詰まっており、「別冊太陽」らしい質の高い出版だったと高く評価します。